Timpan
ティンパニ
意味
ティンパニ
解説
オーケストラの心臓。調律可能な定音打楽器。
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ティンパニ
ティンパニ
オーケストラの心臓。調律可能な定音打楽器。
Timpani(ティンパニ)は、音程を持つ打楽器。半球状の胴に張った皮をペダルで調整し、特定の音高を鳴らせる点が他の打楽器と異なります。
大半の打楽器が明確な音高を持たないのに対し、ティンパニは調律されます。古典派では主音と属音に合わせた2台が標準で、和声の土台を打楽器で補強する役割を担いました。ペダルで音高を変えられるようになると、旋律的な扱いも可能になり、現代では複数台を用いるのが一般的です。
音色を決める最大の要素はマレット(撥)です。硬いものは輪郭が明確で鋭く、柔らかいものは丸く重い響きになります。楽譜に指定があることは少なく、多くは奏者が曲想に応じて選びます。同じ曲の中で持ち替えることもあり、この判断が演奏の一部になります。
皮のどこを叩くかで音色が変わり、縁寄りは倍音が多く、中央寄りは詰まった音になります。また、鳴らしたあと手や布で止めるかどうかも音楽的な判断です。休符が書かれていれば余韻も止めるのが原則ですが、和声の一部として残す選択もあります。
ティンパニ
打点は縁から3分の1程度が標準です。中央を叩くと音程感が失われます。
合奏
低音楽器と同じ音を担当することが多く、発音のタイミングを揃える必要があります。
ベートーヴェン 交響曲第9番 第2楽章
ティンパニが主題を提示する、当時としては異例の扱いです。
ハイドン 交響曲第103番「太鼓連打」
冒頭のティンパニのロールが曲名になりました。