Tremolo
トレモロ
意味
音を震わせて
解説
非常に速い反復。弦楽器では弓を細かく動かし、ピアノでは音を素早く交互に弾きます。緊迫感や高揚感を生みます。
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トレモロ
音を震わせて
非常に速い反復。弦楽器では弓を細かく動かし、ピアノでは音を素早く交互に弾きます。緊迫感や高揚感を生みます。
Tremolo は tremare(震える)から来た語で、同じ音を素早く反復する、あるいは離れた2音を交互に往復する奏法。震えるような効果を作ります。
一つは同じ音を素早く繰り返す形で、弦楽器では弓を細かく往復させます。もう一つは離れた2つの音を交互に鳴らす形で、鍵盤楽器でよく用いられます。楽譜では音符の符尾に斜線を引いて示され、斜線の数で細かさが指定されます。どちらの形かは、書かれている音符の数で判断します。
トレモロは、単独では和音の色を持たないため、和声そのものより緊張感を作る目的で使われます。オーケストラでは、静かなトレモロが不穏さを、大音量のトレモロが切迫を表現します。演奏では、細かさを揃えることより、区間全体の緊張の変化を作ることのほうが音楽的に重要です。
弦楽器
弓先付近で手首を細かく使います。腕全体を動かすと速度が上がらず、音も不均等になります。
ピアノ
手首を回転させるように使います。指だけで往復すると、すぐに疲れて速度が落ちます。
打楽器
ティンパニやマリンバのロールが該当します。左右の均等さが音の質を決めます。
シューベルト「魔王」
ピアノの反復が疾走と不安を同時に作り出します。
ワーグナー「ラインの黄金」前奏曲
弦のトレモロが、水の流れと世界の生成を描きます。