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音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム

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Staccatissimo

スタッカティッシモ

奏法 🌐 イタリア語

意味

鋭く、非常に短く切って

解説

スタッカートよりもさらに鋭く、針で突くような瞬発力のある点のような音を要求します。

Staccatissimo は staccato の最上級で、さらに短く鋭く切ることを求めます。記号は点ではなく、縦に細長い楔(くさび)の形で書かれます。

記号の見分け方

staccato は音符の上下に点、staccatissimo は縦向きの楔で書かれます。楔の記号は staccato の点よりも短く鋭い音を指しますが、時代によって記号の使い分けは一定していません。18世紀から19世紀初めの楽譜では点と楔が明確に区別されていない場合もあり、筆写譜と初版でどちらが書かれていたかが問題になる箇所もあります。

短さは長さではなく密度

音を極端に短くすると、音程が聞き取れない打撃音になってしまいます。狙うのは、音の実体が保たれたまま輪郭が鋭いことです。ピアノでは打鍵の速度を上げ、指を素早く離します。弦楽器では弓を弦に強く当ててすぐ離すのではなく、短い距離を速く弾いて即座に止めます。管楽器では舌で音を切りますが、切った後に息が残らないよう支えを保ちます。

テンポとの関係

速い楽章では、staccato と staccatissimo の絶対的な長さの差はわずかになります。それでも指示が書き分けられているのは、音の性格が違うためです。遅い楽章のほうが差を作りやすく、記号の意図がはっきり伝わります。

演奏のヒント

ピアノ

鍵盤を弾いた瞬間に手首を跳ね上げるように離すと、staccato よりさらに短く鋭い音が出ます。

弦楽器

弓を弦に置く時間を極限まで短くし、跳ねさせるように弾きます(跳弓に近い扱い)。

混同しやすい用語

この指示が使われる曲

プロコフィエフのピアノ曲全般

鋭く機械的な音の切り方が求められる場面が多くあります。

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