Stopped
ストップ奏法
意味
ベルを塞いで奏する
解説
ホルンのベルに右手を深く差し込み、音量を抑えて刺すような鋭い音色を出します。音程が半音程度上がるため運指で工夫します。
1000語以上の音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム
ストップ奏法
ベルを塞いで奏する
ホルンのベルに右手を深く差し込み、音量を抑えて刺すような鋭い音色を出します。音程が半音程度上がるため運指で工夫します。
ホルンで右手をベルに深く差し込んで吹く奏法です。記号は音符の上の + で示されます。音量が抑えられ、刺すような鋭い音色になります。
手を深く差し込むと、管の実効的な長さが変わり、音程が約半音上がります。そのため奏者は、半音低い運指を使って書かれた音を出します。この補正は奏法の一部であり、楽譜には書かれた音そのものが記されています。ホルンの奏者にとっては前提知識ですが、他の楽器の奏者には見えない操作です。
ホルンでは、通常の演奏でも右手をベルの中に入れています。手の位置と開き方を変えることで音色と音程が微妙に変わり、これは常に使われている技術です。stopped はこの操作を極端まで進めたもので、通常の状態との連続した関係にあります。
ストップミュートという器具を使って同様の効果を得る方法もありますが、手による stopped とは音色が異なります。器具を使う場合は着脱の時間が必要で、手による方法は即座に切り替えられます。速い切り替えが必要な箇所では手による方法が使われます。
+ が閉、o が開を示します。この記号はワウワウミュートの開閉にも使われるため、楽器によって意味が違います。ホルンのパート譜での + は、手をベルに差し込むことを指します。