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Tie

タイ

理論 🌐 英語

意味

タイ、同じ高さの音をつなぐ弧線

解説

同じ高さの2つの音符を結び、1つの長い音として演奏することを示す弧線。2つ目の音は弾き直しません。形が似ているスラーは高さの違う音を結び、なめらかに演奏することを示すため、意味がまったく異なります。

タイは、同じ高さの2つの音符を結んで1つの長い音として演奏することを示す弧線です。形が似ているスラーとは意味がまったく違います。

スラーとの見分け方

結ばれている2つの音が同じ高さならタイ、違う高さならスラーです。タイでは2つ目の音を弾き直さず、1つ目の音を延ばし続けます。スラーは高さの違う音をなめらかにつなぐ指示で、それぞれの音は発音されます。見た目が同じ弧線なので、音の高さを見て判断します。

なぜタイが必要なのか

小節線を越えて音を延ばす場合、1つの音符では書き表せません。3拍半のような、単一の音符や付点では表せない長さも同じです。タイを使えば、小節の区切りと拍の構造を壊さずに任意の長さを書けます。逆に言えば、タイのある場所は、そこに小節線か拍の区切りがあることの表示でもあります。

演奏上の要点

タイでつながれた音を延ばしているあいだも、拍は進んでいます。2つ目の音の位置を数えないまま延ばすと、長さが曖昧になります。特に小節をまたぐタイでは、次の小節の1拍目が音の中に埋もれるため、そこを意識しておく必要があります。管楽器や声楽では、タイの途中でブレスを入れないことが前提です。

臨時記号との関係

臨時記号の付いた音がタイで次の小節へつながる場合、その音は臨時記号の高さを保ちます。タイが切れた後に同じ高さの音が改めて出てきたときは、効力は残りません。

演奏のヒント

共通

タイでつながれた音は、2つ目の音符を弾き直しません。小節をまたぐタイは特に見落としやすいので、初見の段階で丸で囲んでおきます。

混同しやすい用語

この指示が使われる曲

スコット・ジョプリンのラグタイム曲

拍をまたぐタイでシンコペーションを作る書法が、この様式の推進力の源になっています。

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