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音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム

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Accent

アクセント

奏法 🌐 イタリア語

意味

その音を強調して

解説

不規則な拍や重要な音を際立たせ、リズムの骨格を浮き彫りにします。鋭さよりも「重み」としての強調です。

アクセント記号(>)は、その音を周囲より際立たせる指示です。音量を上げることだけが方法ではありません。

際立たせる方法は複数ある

音量を上げるのが最も単純な方法ですが、それだけではありません。音の立ち上がりを鋭くする、わずかに長く保つ、直前にほんのわずかな間を置く、といった方法でも音は際立ちます。音量だけで処理すると、弱音の中のアクセントが場を壊すことがあります。前後との差を作ることが目的であり、差の作り方は文脈で選べます。

sforzando との違い

sforzando は突発的で衝撃的な強調を指すのに対して、アクセント記号はより穏やかで、リズムの骨格を示す性格が強いものです。不規則な拍や、拍節と旋律のずれを明示するために置かれることが多く、その場合は「重み」としての強調になります。すべてのアクセントを衝撃として扱うと、リズムが伝わらなくなります。

何のためのアクセントか

楽譜のアクセントには、少なくとも二つの目的があります。ひとつは、拍節上は弱いはずの位置を強調してリズムを組み替えるもの。もうひとつは、和声上の重要な音や旋律の頂点を示すものです。前者はリズムの位置を伝えるためなので鋭さが要り、後者は音楽的な重心を示すため厚みが要ります。記号は同じでも、扱いは変わります。

演奏のヒント

ピアノ

鍵盤を叩く速度を一瞬だけ上げることで、周囲より重みのある音を作ります。

弦楽器

弓のスピードと圧をその音だけ一瞬強めます。次の音へは通常の状態に戻すことを忘れないようにします。

混同しやすい用語

この指示が使われる曲

ベートーヴェンの交響曲全般

弱拍に置かれるアクセント(シンコペーション的な強調)が多用されます。

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