Acciaccatura
アッチャカトゥーラ
意味
短前打音
解説
「砕く」が原義。主音とほぼ同時に、あるいは極めて速く弾かれる装飾音。鋭いスパイスのような効果があります。
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アッチャカトゥーラ
短前打音
「砕く」が原義。主音とほぼ同時に、あるいは極めて速く弾かれる装飾音。鋭いスパイスのような効果があります。
Acciaccatura は acciaccare(押しつぶす)から来た語で、極めて短い装飾音。斜線の入った小さな音符で示され、主要音の直前を一瞬かすめます。
見た目が似ていますが、性格は正反対です。appoggiatura が拍の上に置かれ、時間を持ってもたれかかるのに対し、acciaccatura は可能な限り短く、主要音に吸収されるように弾かれます。記譜上の違いは音符の旗に斜線があるかどうかで、これがある場合は acciaccatura です。原義の「押しつぶす」が、その短さを表しています。
主要音を拍の頭に置き、装飾音をその直前に押し込む弾き方と、装飾音を拍の頭に置く弾き方があります。バロックから古典派では拍の上に置くのが原則とされ、ロマン派以降は拍の前に置く演奏が増えました。ピアノでは、ほぼ同時に弾いてすぐ離す方法も取られます。作曲家と時代を確認したうえで判断してください。
ピアノ
装飾音と主要音をほぼ同時に打鍵し、装飾音だけ即座に離すと自然に聞こえます。
弦楽器
弓ではなく左手の動きで作ります。弓を分けると長くなりすぎます。
管楽器
運指の切り替えだけで作り、タンギングは主要音にのみ与えます。
ショパン ノクターン第2番
旋律の装飾に短い装飾音が多用され、歌のニュアンスを作ります。