Accidental
りんじきごう
意味
臨時記号
解説
調号とは別に、曲の途中で音の高さを一時的に変える記号。シャープ、フラット、ナチュラルなどがあります。効力はその小節の中だけで、小節線を越えると元に戻ります。同じ小節内の同じ高さの音にはすべて適用される点に注意が必要です。
音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム
りんじきごう
臨時記号
調号とは別に、曲の途中で音の高さを一時的に変える記号。シャープ、フラット、ナチュラルなどがあります。効力はその小節の中だけで、小節線を越えると元に戻ります。同じ小節内の同じ高さの音にはすべて適用される点に注意が必要です。
臨時記号は、調号とは別に、曲の途中で音の高さを一時的に変える記号です。効力の範囲を誤解すると読み間違いにつながります。
臨時記号が有効なのは、それが書かれた小節の中だけです。小節線を越えると効力が切れ、調号の状態に戻ります。同じ小節内であれば、同じ高さの音すべてに適用されます。1拍目でファに♯が付いていれば、その小節の3拍目のファも♯です。ここで♯を付け忘れて読むのが、最もよくある読譜の誤りです。
臨時記号は「その高さの音」に効きます。したがって、1オクターブ上や下の同名の音には適用されません。実際の楽譜では混乱を避けるため、必要なオクターブに改めて記号を書き添えることが一般的です。
効力が切れているにもかかわらず、念のために書かれる記号があります。小節をまたいだ直後や、直前の小節で臨時記号が付いていた音に対して、♮ を書いて元に戻ったことを明示する場合です。規則上は不要ですが、読み間違いを防ぐために置かれます。括弧に入れて書かれることもあります。
臨時記号の付いた音がタイで次の小節へつながっている場合、その音は臨時記号の高さを保ちます。ただし、そのタイが切れた後に同じ高さの音が改めて出てきたときは、効力は残りません。この箇所は誤読が起きやすいため、慎重な楽譜では改めて記号が書かれます。
共通
臨時記号は同じ小節・同じ高さの音にのみ有効です。オクターブ違いの同名音には効力が及ばないため、初見では特に注意します。
ショパンの作品全般
転調が多く、臨時記号が密集する箇所が随所にあります。