Key signature
キー・シグネチャー(調号)
意味
調号、調の指定
解説
楽曲全体の色彩と世界観を決定する、楽譜の冒頭に置かれる記号。音楽の「重心」をプレイヤーに示します。
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キー・シグネチャー(調号)
調号、調の指定
楽曲全体の色彩と世界観を決定する、楽譜の冒頭に置かれる記号。音楽の「重心」をプレイヤーに示します。
Key signature(調号)は、音部記号のすぐ右に置かれたシャープやフラットの並び。その曲全体で常に適用される音の変化を、あらかじめまとめて宣言したものです。
ト長調ではファがすべて半音上がります。これを臨時記号で毎回書くと譜面が煩雑になるため、冒頭にシャープを1つ置いて「この曲のファはすべて嬰ヘ」と宣言します。調号は小節線を越えても有効で、曲の途中で変更されるまで効き続けます。臨時記号がその小節内だけで効力を失うのと対照的です。
シャープは ファ・ド・ソ・レ・ラ・ミ・シ の順、フラットはその逆で シ・ミ・ラ・レ・ソ・ド・ファ の順に増えていきます。この順序は五度圏の並びと一致しており、偶然ではありません。順序が決まっているため、調号を見た瞬間に何個あるかを数えるだけで調が特定できます。
シャープ系なら、いちばん右のシャープの半音上が長調の主音です。シャープ3つならソに付くので、その半音上のラ、つまりイ長調。フラット系なら、右から2番目のフラットの音がそのまま長調の主音になります(フラット1つのヘ長調だけは例外として覚えます)。同じ調号を持つ短調は、長調の主音の短3度下です。
共通
練習の前に調号から音階を1オクターブ弾くと、その曲で使う音が手に入ります。
管楽器
移調楽器では、記譜上の調号と実際に鳴る調が異なります。合奏では実音の調も把握しておきます。
バッハ「平均律クラヴィーア曲集」
24の調すべてを用いた曲集で、調号の全パターンが現れます。