Brillante
ブリランテ
意味
輝かしく、華やかに
解説
宝石がきらめくような明るい音色と、鮮やかな技巧(テクニカル)が要求されます。自信に満ちた華麗な表現です。
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ブリランテ
輝かしく、華やかに
宝石がきらめくような明るい音色と、鮮やかな技巧(テクニカル)が要求されます。自信に満ちた華麗な表現です。
Brillante は brillare(輝く)から来た語で、「華やかに、輝かしく」。技巧的な部分に添えられ、明るく際立つ演奏を求めます。
明るく輝く音は、高次の倍音が豊かに含まれた音です。音量を上げるだけでは輝きは増えません。発音を明確にし、音の立ち上がりを速くすることで倍音が増え、同じ音量でも際立って聞こえます。とくに合奏では、全員が音量を上げると濁って輝きが失われるため、音色で作るほうが確実です。
brillante は速いパッセージに添えられることが多いため、技術の誇示と受け取られがちです。しかし華やかさは、粒が揃い、音楽の方向が明確であるときに生まれます。速く弾けても粒が不揃いなら、輝きではなく慌ただしさになります。まず確実に揃う速さで仕上げ、そこから上げていくのが結果的に近道です。
ピアノ
打鍵を速く浅く。深く押し込むと音が太くなり、輝きより重さが出ます。
弦楽器
弓を駒寄りで速く使います。圧より速度を優先すると明るい音色になります。
管楽器
息のスピードを上げます。口の中を狭めるイメージで、音を前へ飛ばします。
ショパン「華麗なる大円舞曲」作品18
Valse brillante。輝かしさが曲名に組み込まれています。
リスト「ラ・カンパネッラ」
高音の粒立ちが、そのまま輝きとして聞こえます。