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Brillante

ブリランテ

表情 🌐 イタリア語

意味

輝かしく、華やかに

解説

宝石がきらめくような明るい音色と、鮮やかな技巧(テクニカル)が要求されます。自信に満ちた華麗な表現です。

Brillante は brillare(輝く)から来た語で、「華やかに、輝かしく」。技巧的な部分に添えられ、明るく際立つ演奏を求めます。

輝きは倍音から生まれる

明るく輝く音は、高次の倍音が豊かに含まれた音です。音量を上げるだけでは輝きは増えません。発音を明確にし、音の立ち上がりを速くすることで倍音が増え、同じ音量でも際立って聞こえます。とくに合奏では、全員が音量を上げると濁って輝きが失われるため、音色で作るほうが確実です。

技巧が目的ではない

brillante は速いパッセージに添えられることが多いため、技術の誇示と受け取られがちです。しかし華やかさは、粒が揃い、音楽の方向が明確であるときに生まれます。速く弾けても粒が不揃いなら、輝きではなく慌ただしさになります。まず確実に揃う速さで仕上げ、そこから上げていくのが結果的に近道です。

演奏のヒント

ピアノ

打鍵を速く浅く。深く押し込むと音が太くなり、輝きより重さが出ます。

弦楽器

弓を駒寄りで速く使います。圧より速度を優先すると明るい音色になります。

管楽器

息のスピードを上げます。口の中を狭めるイメージで、音を前へ飛ばします。

混同しやすい用語

この指示が使われる曲

ショパン「華麗なる大円舞曲」作品18

Valse brillante。輝かしさが曲名に組み込まれています。

リスト「ラ・カンパネッラ」

高音の粒立ちが、そのまま輝きとして聞こえます。

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