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Leggero

レッジェーロ

表情 🌐 イタリア語

意味

軽やかに、優美に

解説

重みを感じさせない、浮遊感のある演奏。

Leggero は「軽やかに」。leggerezza(軽さ)から来た語で、重量を感じさせない、浮遊するような演奏を求めます。

軽さは音量ではない

leggero を音量を下げることで作ろうとすると、単に弱い演奏になります。軽さを決めるのは、音の終わり方と拍の扱いです。音の終わりを引きずらず、余韻を残さないこと。拍の裏を長く保たないこと。この二つを守れば、f で弾いても軽く聞こえます。実際、速い楽章のフォルテで leggero という指定は珍しくありません。

低音を軽くする

演奏が重く聞こえる原因は、多くの場合旋律ではなく低音側にあります。伴奏の和音が長く残っていたり、バスが強すぎたりすると、上でどれだけ軽く弾いても全体が沈みます。leggero の箇所では、まず低音のアーティキュレーションと音量を見直してください。合奏なら、低音パートだけで軽さを作れているかを確認します。

演奏のヒント

ピアノ

鍵盤の底まで押し込まず、浅く速く。ペダルは踏み替えを増やし、残響を溜めません。

弦楽器

弓を弦から浮かせ気味に、短く使います。圧を減らすことで軽さが出ます。

管楽器

タンギングを舌先だけで軽く。息の量を増やすと、速くても重くなります。

混同しやすい用語

この指示が使われる曲

メンデルスゾーン「無言歌集」より「紡ぎ歌」

細かい音符を軽く保つことが、そのまま曲の性格になります。

ショパン 練習曲 作品25-2

常に動き続ける音型を、重くせずに保つ技術が問われます。

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