Con brio
コン・ブリオ
意味
活気を持って、元気に
解説
燃え上がるようなエネルギー。曲を力強く前進させ、聴衆をワクワクさせる生命力を与えます。
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コン・ブリオ
活気を持って、元気に
燃え上がるようなエネルギー。曲を力強く前進させ、聴衆をワクワクさせる生命力を与えます。
Con brio は「活気をもって」。brio は「輝き、生気」を意味し、単独では使われず、速度用語に添えて推進力を加える指示です。
Allegro con brio は「Allegro より速く」ではありません。同じテンポでも、音楽が前へ押し出されている状態を指します。この推進力を作るのは、拍の扱いです。1拍目に重心を置きつつ、次の小節へ向かう流れを切らないこと。小節ごとに区切ってしまうと、テンポが速くても停滞して聞こえます。
brio の「輝き」は、明るい音色から生まれます。音量を上げるより、発音を明確にして倍音を増やすほうが効果的です。とくに合奏では、全員が音量を上げると濁って輝きが失われます。旋律や刻みを担当するパートが音色を明るくすることで、全体が輝いて聞こえます。
ピアノ
打鍵の速度を上げ、深さは控えめに。深く押し込むと重くなり、輝きが失われます。
弦楽器
弓を弦の近くで速く。圧より速度を優先すると明るい音になります。
管楽器
息のスピードを上げます。量を増やすだけでは太くなるだけで、輝きは出ません。
ベートーヴェン 交響曲第5番 第1楽章
Allegro con brio。動機が絶えず前へ押し出される構造そのものが brio です。
ベートーヴェン ピアノソナタ第8番「悲愴」第1楽章
Allegro di molto e con brio。速度と勢いの両方が指定されています。