Consonante
コンソナンテ
理論
🌐 イタリア語
意味
協和する
解説
調和の取れた美しさ。
1000語以上の音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム
コンソナンテ
協和する
調和の取れた美しさ。
Consonante は「協和する」。2つ以上の音が同時に鳴ったとき、溶け合って安定して聞こえる状態を指します。
ラテン語の con(ともに)と sonare(響く)から成り、原義は「ともに響く」です。2音の振動数の比が単純な整数比であるほど、波形が規則的に重なり、濁りのない一つの響きとして聞こえます。オクターブは1対2、完全5度は2対3、完全4度は3対4、長3度は4対5です。比が単純な順に協和の度合いが高くなります。
伝統的な理論では、オクターブ・完全5度・完全4度を完全協和音程、長短3度・長短6度を不完全協和音程と分類します。前者は溶け合いが強く、後者は溶け合いながらも色を持ちます。中世には3度が不協和として扱われていた時期があり、協和とされる範囲は歴史的に変化してきました。
協和音のみで構成された音楽は安定しますが、動く理由を持ちません。不協和が生じて解決へ向かうという運動があって初めて、和声に方向が生まれます。協和は不協和との対比の中で機能する概念です。