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Counterpoint

カウンターポイント(対位法)

構成 🌐 英語

意味

複数の旋律を織り交ぜる技法

解説

「音対音」。独立した旋律が同時に進行し、調和を作り出します。バッハのフーガが最高の結実です。

Counterpoint(対位法)は、独立した複数の旋律を同時に響かせる技法。ラテン語 punctus contra punctum(点対点)に由来します。

和声法との違い

和声法は、和音の連なりを縦に積み上げて考えます。対位法は、それぞれの声部が独立した横の線として成立することを前提に、その組み合わせを考えます。実際の音楽ではこの二つが同時に働いており、良い対位法は結果として良い和声にもなっています。ただし出発点が縦か横かという違いは、書法にも演奏にも影響します。

声部の独立を聴かせる

対位法的な音楽の演奏で最も重要なのは、各声部が別の人格として聞こえることです。すべてを均等に鳴らすと、線が混ざって和音の連続に聞こえてしまいます。声部ごとに音色を変える、フレーズの切れ目をずらす、主題を持つ声部を前に出すといった処理で、独立性が保たれます。まず各声部を単独で歌えるようにするのが基本の練習です。

技法の道具箱

対位法には、旋律を上下反転させる転回、後ろから演奏する逆行、音価を倍にする拡大、半分にする縮小といった変形の技法があります。これらは単なる技巧ではなく、限られた素材から長大な音楽を組み立てるための手段です。楽譜でこれらを見つけると、作曲家がどう考えたかが見えてきます。

演奏のヒント

ピアノ

同じ手で複数の声部を担当します。声部ごとに指の重心を変える練習が必要です。

合奏

主題を持つ奏者が前に出て、他は音量だけでなくビブラートやアーティキュレーションも控えます。

オルガン

ストップの選択で声部を音色的に分離できます。曲の構造に応じた音色設計が可能です。

混同しやすい用語

この指示が使われる曲

バッハ「フーガの技法」

一つの主題から対位法の技法を体系的に展開した作品です。

モーツァルト 交響曲第41番「ジュピター」第4楽章

5つの主題が同時に組み合わされる終結部が有名です。

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