Diatonic
ダイアトニック
意味
全音階的な、調に属する
解説
その調の音階に含まれる音だけで構成されていることを指します。対義語は半音階的(クロマチック)。楽譜を読むとき、臨時記号のない音は基本的に全音階的な音であり、臨時記号が付いた音は調の外へ出た合図と読めます。
音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム
ダイアトニック
全音階的な、調に属する
その調の音階に含まれる音だけで構成されていることを指します。対義語は半音階的(クロマチック)。楽譜を読むとき、臨時記号のない音は基本的に全音階的な音であり、臨時記号が付いた音は調の外へ出た合図と読めます。
全音階的とは、その調の音階に含まれる音だけで構成されていることを指します。対義語は半音階的(クロマチック)です。
調号以外の臨時記号が付いていない音は、基本的にその調の音階に属する音です。臨時記号が付いた音は、調の外へ出た合図として読めます。楽譜を追うとき、臨時記号がどこに現れるかを見れば、作曲者がどこで調の枠を離れているかが分かります。この読み方は、和声を分析しないでも使える実用的な手がかりです。
短調では、和声的短音階や旋律的短音階の音も、その調の音として扱われます。イ短調のソ♯は臨時記号が付いていますが、調の外へ出たわけではなく、導音を作るための調内の操作です。臨時記号のすべてが調外を意味するわけではないため、短調ではその区別が必要になります。
ギリシャ語の dia(〜を通って)と tonos(音)に由来し、音階の音を順に通っていくことを表します。半音を挟まずに音階の枠内を進む、という意味合いです。
声楽・器楽全般
楽譜を見て臨時記号のない箇所を確認しておくと、そこが調の枠の中にとどまっている区間だと分かり、音程を取る際の目安になります。
ベートーヴェン 交響曲第9番より「歓喜の歌」主題
臨時記号を一切用いず、調の音階内の音だけで書かれた旋律で、全音階的な書法の分かりやすい例として知られます。