Dichterliebe
詩人の恋
意味
詩人の愛
解説
ハイネの詩に基づくシューマンの歌曲集。憧れから始まり、皮肉や絶望、そして深い諦観へと至る感情の旅です。
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詩人の恋
詩人の愛
ハイネの詩に基づくシューマンの歌曲集。憧れから始まり、皮肉や絶望、そして深い諦観へと至る感情の旅です。
《詩人の恋》はシューマンの歌曲集 作品48 です。ハイネの詩による16曲からなります。
歌詞はハイネの詩集『歌の本』に含まれる「抒情的間奏曲」から選ばれています。作曲は1840年で、シューマンがクララとの結婚に至った年にあたります。この年に多数の歌曲を作曲しており、「歌の年」と呼ばれます。
当初は20曲が作曲されましたが、出版に際して4曲が除かれ、16曲になりました。除かれた曲は後に別に出版されています。したがって現在の16曲という構成は、作曲時の形ではなく出版時の判断によるものです。
ハイネの詩には、恋の感情を語りながら最後に皮肉で裏返すという構造がしばしば現れます。シューマンがこの皮肉をどこまで音楽に反映させたかについては、解釈が分かれています。抒情的に受け取る読み方と、距離を含んだものとして読む読み方の両方があります。
歌が終わった後にピアノだけが続く後奏が置かれる曲があり、そこで言葉にならない部分が語られます。最終曲の長い後奏がその例です。歌が伴奏を伴うのではなく、両者で1つの作品を構成する関係にあります。