Kinderszenen
子供の情景
意味
子供の心を描いた曲
解説
シューマンの作品。大人の視点から見た子供の世界。純粋で、どこか懐かしい思い出を呼び起こします。
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子供の情景
子供の心を描いた曲
シューマンの作品。大人の視点から見た子供の世界。純粋で、どこか懐かしい思い出を呼び起こします。
《子供の情景》はシューマンのピアノ曲集 作品15 です。13の小品からなり、子供時代を大人の視点から描いています。
この曲集は、子供が弾くために書かれたものではなく、子供の世界を大人が回想する内容です。シューマンには別に《子供のためのアルバム》作品68 があり、こちらは教育用に書かれています。題名が似ているため混同されますが、目的が異なります。
各曲に「見知らぬ国から」「不思議なお話」「トロイメライ(夢)」などの標題が付されています。第7曲の《トロイメライ》が単独でも広く演奏されます。1曲あたり1分から3分程度の短い曲が並び、全体で20分弱の曲集です。
シューマンは標題を、曲の内容を指定するものではなく、演奏や聴取の手がかりとして付けたと述べています。したがって標題が示す情景を音で描写した作品として扱うより、性格を示す手がかりとして読むほうが実際に近くなります。
技術的な難度は高くありませんが、音色と間の扱いが表現の中心になります。単純な音の並びであるため、わずかな差が結果に大きく影響します。子供らしさを作ろうとして単純化すると、この曲集の視点が失われます。