Dämpfer
デンプファー
意味
弱音器(ミュート)
解説
「Mit Dämpfer (弱音器をつけて)」。音量を下げ、音色の色彩をくぐもった幻想的なものに変えます。
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デンプファー
弱音器(ミュート)
「Mit Dämpfer (弱音器をつけて)」。音量を下げ、音色の色彩をくぐもった幻想的なものに変えます。
Dämpfer はドイツ語で弱音器(ミュート)。「mit Dämpfer」で装着、「ohne Dämpfer」で外すことを指示します。
弦楽器では駒に取り付ける弱音器、金管楽器ではベルに差し込む弱音器を指します。ピアノでは、弦の振動を止める装置であるダンパーがこの語にあたり、ダンパーペダルはこの装置を弦から離すペダルです。同じ語が、楽器によって異なる装置を指します。楽譜でこの語を見たら、その楽器で何を指しているかを確認する必要があります。
弱音器の主な効果は音量の低下ですが、演奏上より重要なのは音色の変化です。弦楽器では倍音が減って鼻にかかったような響きになり、金管楽器では弱音器の種類によって鋭くもくぐもった音にもなります。したがって、この指示は「小さく」ではなく「別の音色に」と読むほうが実際に近くなります。
弱音器の着脱には時間がかかります。作曲者はそのための休符を用意しますが、短い場合は演奏上の負担になります。オーケストラの楽譜でこの指示が現れる箇所では、前後にどれだけ余裕があるかが実務的な問題になります。