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Expressionism

表現主義

構成 🌐 ドイツ語/英語

意味

内面の深い絶望や不安を描画する様式

解説

シェーンベルクら。表面的な美しさではなく、人間の無意識や極限状態の心理を、不協和音を駆使して描き出します。

表現主義は、20世紀初めのドイツ語圏に現れた傾向で、内面の不安や極限的な心理を描くことを目指しました。

内へ向かう方向

印象主義が外界の光や色彩の印象を捉えようとしたのに対して、表現主義は内面を外へ押し出す方向を持ちます。美術における表現主義と同じ発想で、対象の再現ではなく、主観の強度が前面に出ます。この対比は、両者を並べて理解するうえで有効です。

音楽上の特徴

調性の枠が極端に緩められ、やがて無調へ至ります。不協和音が解決を伴わずに用いられ、旋律は大きく跳躍し、極端な音域と音量が使われます。声楽では、歌と語りのあいだの発声法(シュプレッヒシュティンメ)が用いられました。シェーンベルクの《期待》や《月に憑かれたピエロ》、ベルクの《ヴォツェック》がこの傾向の作例として挙げられます。

無調へ

内面を表すために不協和音の制約を外していった結果、調の中心が失われました。ただし調性を捨てることが目的だったのではなく、表現の要求が先にあったと説明されます。その後、無調の状態を組織化する方法として12音技法が考案されました。

演奏上の要点

極端な要素が書き込まれているため、それを実行することが前提になります。ただし極端さを均等に続けると効果が失われます。何がどこで極端なのかを見極め、対比を作ることが求められます。

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