Flautando
フラウタンド
意味
フルートのような音色で
解説
弓を速く、かつ軽く動かすことで、息が漏れるような透明感のある音を出します。Sul tastoと併用されることが多いです。
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フラウタンド
フルートのような音色で
弓を速く、かつ軽く動かすことで、息が漏れるような透明感のある音を出します。Sul tastoと併用されることが多いです。
Flautando は flauto(フルート)から来た語で、「フルートのように」。弦楽器で、笛のような軽く透明な音色を作る奏法です。
弓を指板寄りに移動させ、圧をごく軽くして速めに動かすと、高次の倍音が減り、基音中心の丸い音になります。これがフルートの音色に近いため、この名で呼ばれます。sul tasto と近い奏法ですが、flautando のほうがより軽く、浮かんだ音色を指す傾向があります。
実際の演奏では、flautando の効果をより明確にするため、ハーモニクスと組み合わせることがあります。楽譜に flautando とだけ書かれている場合でも、その音域と曲想によっては、ハーモニクスで演奏するほうが意図に近いこともあります。指揮者やパート内で解釈を統一しておくのが実務的です。
弦楽器
弓速を保ちながら圧を抜きます。圧を抜くだけで速度も落とすと、音が消えます。
ヴィオラ・チェロ
弦が太いぶん、指板寄りでも芯が残ります。より極端に寄せる必要があります。
ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」
弦の透明な音色が、フルートの旋律と溶け合います。