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音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム

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Gestopft

ゲシュトップト

奏法 🌐 ドイツ語

意味

ストップ奏法

解説

ホルンの特殊奏法。イタリア語では「chiuso」。非常に緊張感のある、金属的でくぐもった響きが求められます。

Gestopft はドイツ語の動詞 stopfen(詰める、塞ぐ)の過去分詞で、「塞がれた」の意。ホルンで右手をベルの中に深く入れ、開口部をほぼ完全に塞いで音色を変える特殊奏法(ストップ奏法)を指す。

手でベルを塞ぐと何が起こるか

ホルンは右手をベルの内側に添えて音色を調整する楽器だが、gestopft ではその手をさらに深く入れてベルの開口部をほぼ完全に塞ぐ。これにより実際に鳴る音の高さが半音上がるため、演奏者はその分を見込んで運指を変える必要がある。音色は開口時よりも鼻にかかったような、金属的で緊張感のある響きに変わる。

各国語での呼び方

イタリア語では chiuso(閉じられた)、フランス語では bouché(塞がれた)と呼ばれ、いずれも同じストップ奏法を指す。楽譜がどの言語で書かれているかによって、同じ奏法が異なる語で指示される。

演奏のヒント

ホルン

ベルをほぼ完全に塞ぐと実音が半音上がるため、指示された音を運指の頭の中で半音下げて読み替える作業を、本番前に確実に済ませておく必要があります。とっさの移調は事故のもとになります。

混同しやすい用語

この指示が使われる曲

ブラームス「大学祝典序曲」作品80

4つのホルンパートすべてに Gestopft(ストップ奏法)の指示が見られる作品で、鼻にかかった金属的な緊張感のある音色が要求される代表例です。

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