Indeterminacy
不確定性
意味
偶然性の音楽の別名
解説
予測不可能な音の出現。作曲家がすべてを支配することをやめ、音そのものの「あるがまま」を肯定します。
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不確定性
偶然性の音楽の別名
予測不可能な音の出現。作曲家がすべてを支配することをやめ、音そのものの「あるがまま」を肯定します。
不確定性は、演奏のたびに結果が変わる状態を作品に組み込むことを指します。ケージがこの語を用いて、作曲段階の偶然と区別しました。
ケージは、作曲の過程で偶然の手続きを使うこと(chance operations)と、演奏の結果が確定しないこと(indeterminacy)を分けて論じました。前者では、作曲が終われば楽譜は確定します。後者では、楽譜自体が複数の結果を許すため、演奏ごとに違うものになります。両者は同じ作品に併存することもありますが、別の概念です。
不確定な要素は作品によって違います。音の順序、音の高さ、長さ、演奏する箇所の選択、奏者の人数、演奏時間などが対象になりえます。何が決まっていて何が決まっていないかは、楽譜と演奏指示を読んで判断します。すべてが自由なわけではありません。
不確定な要素があるということは、その部分の決定が演奏者に移っているということです。したがって責任も移ります。適当に選ぶことと、検討して選ぶことは、結果として出てくる音楽が違います。この形式の作品では、演奏者が作品の一部を担うことになります。