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音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム

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Isorhythm

アイソリズム

理論 🌐 英語

意味

同型リズムの反復(タレアとコロール)

解説

中世・ルネサンス音楽の高度な構築技法。

アイソリズムは、同じリズム型を繰り返して曲の骨格を作る中世・ルネサンス期の作曲技法です。リズムの型と旋律の型を別々の長さで繰り返す点が特徴です。

タレアとコロール

繰り返されるリズムの型をタレア(talea、ラテン語で「切ったもの」)、繰り返される音高の並びをコロール(color、「色」)と呼びます。この2つの長さを意図的に一致させないことで、同じリズムに違う音高が乗る組み合わせが次々に生まれます。たとえばタレアが6音、コロールが4音なら、両者が再び揃うまでに12音を要します。

聞き取れるとは限らない

この技法は多くの場合テノール声部に適用され、長い音価で書かれます。そのため聴いてすぐ分かる反復として現れるとは限りません。楽譜を分析して初めて見える構造であることも多く、聴覚的な効果より、作品を組み立てるための枠組みとして機能しています。

歴史的な位置

14世紀のアルス・ノヴァの時代に発達し、モテットの構成原理として用いられました。定量記譜法によってリズムを正確に書き分けられるようになったことが、この技法の前提にあります。

演奏のヒント

アンサンブル・合唱

タレアの反復はテノール声部の長い音価に埋め込まれています。担当する声部を歌う(弾く)ときは、その音がタレアの何音目にあたるかを把握しておくと、他の声部との噛み合わせが安定します。

混同しやすい用語

この指示が使われる曲

マショー「ノートルダム・ミサ曲」よりキリエ

28音のコロールに対し4音のタレアを7回反復させる、アイソリズムの構造がよく示された箇所として知られます。

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