Ostinato
オスティナート
意味
しつこく、執拗に
解説
同じリズムや旋律を何度も繰り返します。聴き手に強烈な印象を与え、呪術的な高揚感や執着心を表現します。
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オスティナート
しつこく、執拗に
同じリズムや旋律を何度も繰り返します。聴き手に強烈な印象を与え、呪術的な高揚感や執着心を表現します。
Ostinato は「執拗な、頑固な」を意味する形容詞。同じ音型を執拗に繰り返す技法で、繰り返しそのものが音楽の推進力になります。
オスティナートの本質は、変わらない要素を置くことで、その上で起きる変化を際立たせる点にあります。低音が同じ音型を繰り返していると、上声部の和声やリズムの変化が明確に聞こえます。演奏では、繰り返す側が一定であることが最も重要です。飽きて表情を付けはじめると、この構造が壊れます。
長い区間を同じ音型で保つのは、想像以上に難しい作業です。無意識のうちにテンポが速まったり、音量が上がったりします。定期的に録音して確認するか、メトロノームと合わせて確認するのが確実です。ただし完全な機械的反復が目的ではなく、全体の設計に沿った緩やかな変化は必要になる場合もあります。
ピアノ
繰り返す側の手が疲れると音量が落ちます。脱力できる指づかいを選ぶことが持続の鍵です。
弦楽器
同じ弓使いを繰り返すため、弓の配分が崩れやすくなります。1周ごとに元の位置へ戻る配分にします。
打楽器
テンポの基準を担うことが多く、揺れが全体に波及します。安定を最優先します。
ラヴェル「ボレロ」
小太鼓のリズムが全曲を通して繰り返され、変化はすべて上で起きます。
パッヘルベル「カノン」
低音の8音が繰り返され、その上に変奏が積み重なります。