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音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム

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Juxtaposition

ジャクスタポジション

理論 🌐 英語

意味

並置、不連続な対比

解説

現代音楽における素材の直接的な衝突と共存。

並置は、性格の異なる素材を移行なしに隣り合わせに置く手法です。つなぐのではなく、ぶつけることで効果を作ります。

発展との対比

古典派のソナタ形式では、素材は変形され展開されながら次の状態へ移っていきます。これに対して並置では、素材Aの直後に素材Bが何の準備もなく現れます。移行部を持たないため、切り替わりが断層として聞こえます。

20世紀の書法として

ストラヴィンスキーの作品にみられるブロックの積み重ねが、この手法の代表例として論じられます。異なる調性、異なる楽器群、異なるリズムの層が切り替わりながら並べられ、その断絶自体が構造になります。

演奏上の要点

断絶が効果である以上、つなぎを滑らかにすると意図が消えます。移行を作らず、切り替わった瞬間に音色も重心も入れ替えることが求められます。演奏の習慣として自然につなごうとする力が働くため、意識して断ち切る必要があります。

演奏のヒント

オーケストラ全般

ブロックの切り替わりでは、移行を作ろうとせず、その瞬間に音色・音量・アーティキュレーションを一斉に入れ替えます。前のブロックの余韻を残すと断層が滑らかになり、意図が伝わりません。

混同しやすい用語

この指示が使われる曲

ストラヴィンスキー「春の祭典」

性格の異なる音楽的ブロックを、移行部なしに繰り返し並置する手法で知られます。この構成の原型は前作「ペトルーシュカ」の第1場ですでに試みられていました。

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