Rinforzando
リンフォルツァンド
意味
急に強く、目立たせて
解説
フレーズ全体を一時的に補強するように強調します。sfzよりも「持続する強調」というニュアンスがあります。
1000語以上の音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム
リンフォルツァンド
急に強く、目立たせて
フレーズ全体を一時的に補強するように強調します。sfzよりも「持続する強調」というニュアンスがあります。
Rinforzando(rf, rinf.)は rinforzare(補強する)から来た語で、「急に強く、目立たせて」。一音ではなく、区間を補強する指示です。
sforzando が一つの音を突出させるのに対し、rinforzando はフレーズや数音のまとまりを一時的に補強します。持続する強調であるため、rf の範囲がどこまでかを見極める必要があります。楽譜に明示されていないことも多く、多くの場合は次の強弱記号までか、フレーズの区切りまでと解釈します。
「補強」という原義が示すとおり、rf は音楽の流れを断ち切るものではありません。そこだけ別の音楽が始まるように弾くと、不自然になります。進行している線の上で、その部分だけ密度が増すという扱いが自然です。音量だけでなく、音色の厚みで作ると、流れを保ったまま補強できます。
ピアノ
内声を厚くすると、旋律を叩かずに補強できます。
弦楽器
弓速を上げて厚みを作ります。圧を足すと硬くなり、流れが止まります。
管楽器
息の量を増やしつつ、発音は変えません。タンギングを強めると sforzando になってしまいます。
ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 作品59
rf が頻出し、フレーズ内部の起伏を細かく指定しています。