Spianato
スピアナート
意味
平らな、なめらかな、穏やかな
解説
凹凸のない、滑らかな水面のような表現。ショパンの「アンダンテ・スピアナート」が最も有名です。
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スピアナート
平らな、なめらかな、穏やかな
凹凸のない、滑らかな水面のような表現。ショパンの「アンダンテ・スピアナート」が最も有名です。
Spianato は「平らにされた、なめらかな」。spianare(平らにする)の過去分詞です。
piano(平らな)に接頭辞 s- が付いた動詞 spianare の過去分詞です。piano は音量記号としても使われますが、原義は「平らな」であり、そこから「静かな」という意味が生じました。spianato は、その原義のほうを受け継いでいます。凹凸がなく、起伏を作らない状態を指します。
ショパンの《アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ》作品22 は、この語を題に用いた作品として知られています。前半のアンダンテ・スピアナートは平穏で起伏の少ない性格を持ち、後半のポロネーズと対比されます。
起伏を作らないことが求められるため、フレーズごとに音量を上下させると語の方向から外れます。同じ質を保ったまま進めることが要点です。ただし平坦であることと無表情であることは別で、変化を抑えたまま流れを保つ必要があります。