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音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム

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String piano

ストリング・ピアノ

奏法 🌐 英語

意味

内部奏法

解説

鍵盤を弾かず、ピアノの中の弦を直接指で弾いたり(撥弦)、擦ったりして幻想的な音を出します。

ストリング・ピアノは、鍵盤を使わずにピアノの弦を直接触って音を出す演奏法です。内部奏法とも呼ばれます。

どのように音を出すか

弦を指ではじく、指の腹や爪でこする、手のひらでミュートする、撥や他の物で叩く、といった方法があります。それぞれ別の音色になります。弦をはじくと減衰の短い撥弦楽器のような音、こすると持続音、手で押さえながら鍵盤を弾くと倍音だけが残る音になります。

ダンパーの扱い

ピアノの弦は、鍵を押していない状態ではダンパーが触れていて振動しません。したがって内部奏法では、ダンパーペダルを踏んで弦を解放しておく必要があります。ペダルを離せば音が止まるため、ペダルが音の長さを制御することになります。

実務上の注意

グランドピアノの蓋を開けて弦に手を入れるため、アップライトピアノでは構造上できないか、できる範囲が限られます。弦や響板に触れるため、楽器を傷める可能性があり、使用するピアノについて所有者の了解が必要です。演奏者は立ち上がるか身を乗り出す姿勢になるため、鍵盤との行き来がある曲では動作の設計も要ります。

演奏のヒント

ピアノ(内部奏法)

演奏者2人で分担する場合、弦を操作する側と鍵盤でダンパーペダルを踏み続ける側の呼吸を合わせておく必要があります。ペダルが離れた瞬間に共鳴が止まるため、意図しないタイミングでの解放は響きを壊します。

混同しやすい用語

この指示が使われる曲

ヘンリー・カウエル「バンシー」(1925年)

鍵盤を一切使わず、弦を指の腹や爪で撫でたり、はじいたり、ミュートしたりして演奏する、鍵盤を使わずに書かれた最初のピアノ曲とされます。演奏には2人が必要で、1人がピアノの角に立って弦を操作し、もう1人が鍵盤側でダンパーペダルを踏み続けて共鳴を作ります。

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