Techno
テクノ
意味
電子音による規則的な音楽
解説
4つ打ちのリズム。人間味を排したマシンの響きが、逆に快感やトランスを生み出します。
音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム
テクノ
電子音による規則的な音楽
4つ打ちのリズム。人間味を排したマシンの響きが、逆に快感やトランスを生み出します。
テクノは電子音による反復的なダンス音楽です。1980年代のデトロイトで形成されました。
ホアン・アトキンス、デリック・メイ、ケヴィン・サンダーソンの3人が、この様式の形成に中心的な役割を果たしたとされ、まとめて呼ばれることがあります。彼らはドイツのクラフトヴェルクなどの電子音楽と、アメリカのファンクの双方から影響を受けたと述べています。工業都市の環境と機械的な音との関連が論じられることもあります。
4拍子で各拍にバスドラムが置かれる形(いわゆる4つ打ち)が基本になります。ドラムマシンとシンセサイザーで作られ、人の演奏による揺れを含みません。旋律より、音色とリズムの反復が中心です。長い時間をかけて要素が加減されていく構成が用いられます。
人間味を排した均質な刻みが、この音楽の性質です。演奏の揺れがないことは欠点ではなく、反復によって聴き手を一定の状態へ導くための条件として機能します。クラシック音楽が拍の内部の微細な偏りを表現に使うのとは、逆の方向にあります。
シンセサイザー・ドラムマシン
4つ打ちの均質な刻みを作るには、機械の打ち込みのタイミングを一切ずらさないことが要点です。人が演奏するときのような微細な揺れを加えると、この様式の狙いから外れます。
サイボトロン「クリア」(1983年)
ホアン・アトキンスとリック・デイヴィスによる楽曲で、デトロイト・テクノの土台を築いた作品として知られます。