Tonic
トニック
意味
主音、音階の第1音
解説
調の中心となる音で、音階の出発点かつ帰着点です。ハ長調ならド。旋律がこの音に着地すると、聴き手は「終わった」と感じます。トニックを主音とする和音(I)は最も安定した響きを持ち、曲の終止に使われます。どの音がトニックかを見分けることが、調を読み取る第一歩です。
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トニック
主音、音階の第1音
調の中心となる音で、音階の出発点かつ帰着点です。ハ長調ならド。旋律がこの音に着地すると、聴き手は「終わった」と感じます。トニックを主音とする和音(I)は最も安定した響きを持ち、曲の終止に使われます。どの音がトニックかを見分けることが、調を読み取る第一歩です。
Tonic(主音)は、調の中心となる音です。楽譜を読むうえで最初に特定すべき音であり、これが分かると和音の役割も終止の意味も見えてきます。
調号だけでは長調か短調かが決まらないため、主音の特定には少し手順が要ります。シャープ系なら、いちばん右のシャープの音の半音上が長調の主音。フラット系なら、右から2番目のフラットの音が長調の主音です(フラット1つのヘ長調は例外として覚えます)。そのうえで、曲の最初と最後の和音、および終止の形を見て、長調か平行短調かを判断します。
主音が中心として機能するのは、他の音がそこへ向かう力を持っているからです。とくに導音(第7音)は半音下から主音へ強く引き寄せられ、属音(第5音)は和音として主音を指し示します。旋律が主音に着地したとき聴き手が安心するのは、この引力が解消されるためです。楽曲分析では、いつ主音から離れ、いつ戻るのかを追うことが、構造を理解する近道になります。
共通
練習の前に、その曲の主音を声に出して歌ってみてください。旋律のどこが主音から離れているかが体感で分かります。
弦楽器
主音と属音は開放弦と一致することが多く、共鳴を利用できます。音程の基準としても使えます。
管楽器
移調楽器の場合、記譜上の主音と実音の主音がずれます。合奏では実音で把握しておく必要があります。
バッハ「平均律クラヴィーア曲集」
24の調すべてを巡る曲集で、主音の違いが響きの違いとして体感できます。