Whole note
全音符
意味
基準となる長い音符
解説
4拍分(4/4拍子の場合)。
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全音符
基準となる長い音符
4拍分(4/4拍子の場合)。
全音符は、現代の記譜で基準となる長い音符です。符頭だけで書かれ、符幹(棒)も旗も持ちません。4分の4拍子では4拍分になります。
全音符を1として、その半分が2分音符、4分の1が4分音符、8分の1が8分音符と、分数で名前が付いています。日本語と英語(whole / half / quarter / eighth)はこの分数体系を共有しています。長さの関係が名前から直接読み取れるため、計算がしやすい命名法です。
イギリスでは semibreve、minim、crotchet、quaver という別系統の名前を使います。これらは中世の記譜法に由来する語で、分数の関係を示していません。全音符が semibreve(半分の breve)と呼ばれるのは、かつて breve というさらに長い音符が基準だったためです。英語の文献を読むときは、どちらの体系が使われているかを確認する必要があります。
全音符が何拍になるかは拍子記号によって決まります。4分の4拍子なら4拍ですが、2分の2拍子なら2拍、8分の6拍子なら基準が違うため単純な対応になりません。「全音符は4拍」と覚えると拍子が変わったときに読み違えます。全音符は4分音符4つ分の長さである、と長さの関係で覚えるほうが確実です。