🎵 おんがく手帳

1000語以上の音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム

← 辞典にもどる
𝅝

Whole note

全音符

理論 🌐 英語

意味

基準となる長い音符

解説

4拍分(4/4拍子の場合)。

全音符は、現代の記譜で基準となる長い音符です。符頭だけで書かれ、符幹(棒)も旗も持ちません。4分の4拍子では4拍分になります。

「全」という名前の意味

全音符を1として、その半分が2分音符、4分の1が4分音符、8分の1が8分音符と、分数で名前が付いています。日本語と英語(whole / half / quarter / eighth)はこの分数体系を共有しています。長さの関係が名前から直接読み取れるため、計算がしやすい命名法です。

イギリス式の呼び名

イギリスでは semibreve、minim、crotchet、quaver という別系統の名前を使います。これらは中世の記譜法に由来する語で、分数の関係を示していません。全音符が semibreve(半分の breve)と呼ばれるのは、かつて breve というさらに長い音符が基準だったためです。英語の文献を読むときは、どちらの体系が使われているかを確認する必要があります。

4拍とは限らない

全音符が何拍になるかは拍子記号によって決まります。4分の4拍子なら4拍ですが、2分の2拍子なら2拍、8分の6拍子なら基準が違うため単純な対応になりません。「全音符は4拍」と覚えると拍子が変わったときに読み違えます。全音符は4分音符4つ分の長さである、と長さの関係で覚えるほうが確実です。

混同しやすい用語

❤️ 関連する理論用語

← 辞書のトップへ戻る