Air on the G String
G線上のアリア
意味
G線一本で弾けるアリア
解説
バッハの名曲。バイオリンの最も低い「G線」のみで奏でる深みのある旋律が、至高の安らぎを与えます。
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G線上のアリア
G線一本で弾けるアリア
バッハの名曲。バイオリンの最も低い「G線」のみで奏でる深みのある旋律が、至高の安らぎを与えます。
《G線上のアリア》は、バッハの《管弦楽組曲第3番》BWV 1068 の第2曲アリアを編曲したものです。この題名はバッハによるものではありません。
ヴァイオリン奏者アウグスト・ウィルヘルミが、19世紀後半にこの曲をヴァイオリンとピアノのために編曲しました。その際、原曲のニ長調をハ長調へ移し、旋律をヴァイオリンの最低弦であるG線だけで演奏できるように書き替えています。「G線上の」という題は、この編曲の演奏方法を指したものです。バッハの原曲にこの題はありません。
原曲は管弦楽組曲の中の1曲で、弦楽合奏と通奏低音のために書かれています。編曲では独奏ヴァイオリンとピアノになり、調も変わっています。したがって原曲を聴くと、印象がかなり異なります。現在演奏される機会が多いのはウィルヘルミの編曲、あるいはそれに基づく各種の編曲です。
ヴァイオリンの4本の弦は、それぞれ音色が違います。G線は最も太く、暗く厚い音を持ちます。1本の弦だけで旋律を通すと、弦を移るときの音色の変化がなくなり、均質で深い響きが保たれます。ただし高い音域では左手が指板の上方まで移動するため、演奏は容易ではありません。