Clavicembalo
クラヴィチェンバロ
意味
チェンバロ
解説
弦を弾く鍵盤楽器。バロック時代の中心。
1000語以上の音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム
クラヴィチェンバロ
チェンバロ
弦を弾く鍵盤楽器。バロック時代の中心。
Clavicembalo(チェンバロ、ハープシコード)は、弦を爪ではじいて音を出す鍵盤楽器。バロック音楽の中心を担いました。
ピアノが弦をハンマーで打つのに対し、チェンバロは爪(プレクトラム)ではじきます。この違いから、打鍵の強さを変えても音量がほとんど変わりません。減衰も速く、音を保つことが困難です。バロック音楽に装飾音が多いのは、この減衰を補い、音を持続しているように聞かせるためでもあります。
音量で表現できないため、チェンバロでは音の長さと間の取り方が表現の中心になります。同じ音符でも、どこまで保つか、次の音との間をどう取るかで、まったく違う表情が生まれます。また、複数の鍵盤やストップを持つ楽器では、音色を切り替えることで段階的な変化を作ります。
バロックの合奏では、チェンバロが数字付き低音をもとに和音を即興で補いました。楽譜に書かれているのは低音と数字だけで、どう和音を配置するかは奏者に委ねられます。この役割は、現代でいえば伴奏の編曲を演奏しながら行うようなものです。
チェンバロ
音量が変わらないため、アーティキュレーションが唯一の表現手段になります。
通奏低音
数字付き低音の読み方を身につけると、和音の選択に自由が生まれます。
スカルラッティ ソナタ集
チェンバロの機構を前提とした書法が徹底されています。
バッハ「ゴルトベルク変奏曲」
2段鍵盤のチェンバロを想定して書かれています。