Counter-melody
裏メロ(対旋律)
意味
主旋律を支え、際立たせる別の旋律
解説
主旋律の裏側で、主役の隙間を埋めるように歌います。音楽の奥行きを深くする魔法の脇役です。
音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム
裏メロ(対旋律)
主旋律を支え、際立たせる別の旋律
主旋律の裏側で、主役の隙間を埋めるように歌います。音楽の奥行きを深くする魔法の脇役です。
対旋律は、主旋律と同時に鳴る別の旋律です。主旋律を支えながら、それ自体としても線を持ちます。
伴奏は和音を提供する役割で、旋律としての形を持たないことが多くあります。対旋律は独立した旋律として成立しており、単独で取り出しても線として聞けます。ただし主旋律より前に出ることは想定されていません。旋律であることと、従属していることが両立している声部です。
主旋律が動くところで対旋律は止まり、主旋律が止まるところで対旋律が動く、という補い合いの関係が典型です。両者が同時に細かく動くと混雑し、両方とも止まると音楽が停滞します。この配分が、対旋律の書法の中心にあります。
対旋律を担当する場合、主旋律より控えることが前提です。ただし埋もれてしまうと役割を果たしません。主旋律が休んでいる隙間では前に出て、重なる箇所では引くという調整になります。アンサンブルでは、主旋律を聞きながら自分の位置を決めることになります。
器楽(弦・鍵盤)
流れる音型で主旋律を包む対旋律は、主旋律の音の長さが伸びる箇所でこそ動きを止めず、その隙間を埋め続けることで、全体の推進力を保ちます。
バッハ「主よ、人の望みの喜びよ」(カンタータ第147番より)
8分音符の3連符が曲全体を通して途切れずに流れ、コラール旋律を包む対旋律として機能する代表例です。