Entracte
アントラクト
意味
間奏曲
解説
劇やオペラの幕間に演奏される曲。前の場面の余韻を残しつつ、次の期待を高める役割を果たします。
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アントラクト
間奏曲
劇やオペラの幕間に演奏される曲。前の場面の余韻を残しつつ、次の期待を高める役割を果たします。
アントラクトはフランス語で「幕間」。劇やオペラの幕のあいだに演奏される音楽を指します。
entre(〜のあいだ)と acte(幕)から成る語で、原義は「幕のあいだ」です。この語は時間としての幕間を指すとともに、その時間に演奏される音楽も指します。ドイツ語では Zwischenakt、イタリア語では intermezzo が対応します。
実務的には、舞台の転換や衣装替えの時間を埋めます。同時に音楽的な役割もあります。前の幕の余韻を保ち、次の幕の場面や気分を準備します。したがって単なる時間の埋め合わせではなく、劇の流れの一部として書かれます。
ビゼーの《カルメン》の各幕への前奏曲や、シューベルトの《ロザムンデ》の音楽のように、劇から離れて演奏会で取り上げられるものがあります。付随音楽として書かれたものが、組曲の形でまとめられて残る例です。
ルネサンス期のインテルメーディオは、劇の幕間に上演された歌と舞踊を伴う出し物で、より大規模なものでした。これがオペラ成立の前史に位置づけられます。アントラクトは器楽による短い音楽である点が異なります。