Fanfare
ファンファーレ
意味
金管楽器による祝典的な響き
解説
開始を告げたり、勝利を祝ったりする際のごく短い力強い曲。明るい音色と明快なリズムが特長です。
1000語以上の音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム
ファンファーレ
金管楽器による祝典的な響き
開始を告げたり、勝利を祝ったりする際のごく短い力強い曲。明るい音色と明快なリズムが特長です。
ファンファーレは、金管楽器による短く力強い曲です。開始を告げたり、人物の登場を示したりする合図として用いられます。
古い時代のトランペットには弁(バルブ)がなく、出せる音は管の長さが決める倍音列に限られていました。そのため旋律は自然倍音の音だけで構成され、主音・第3音・第5音を中心とした音型になります。ファンファーレ特有の響きは、この楽器の制約から生まれた形です。弁が付いた後も、この音型が様式として引き継がれました。
儀式や式典で、開始や到着を知らせるために吹かれました。遠くまで届く必要があるため、金管楽器の明るく強い音が用いられます。短く、明快なリズムで書かれるのは、合図として機能するための条件です。
作品の冒頭や、クライマックスの前に置かれ、場面が変わることを示します。オペラでは登場人物の到着を示す用法があり、《フィデリオ》では舞台裏のトランペットが救援の到着を告げます。単独の作品として書かれたファンファーレもあります。
合図としての性格から、リズムが明確で、音の立ち上がりが鋭いことが求められます。テンポを揺らさず、堂々とした歩みを保ちます。音量は大きくなりますが、濁ると合図として届かないため、和音の各音がそろっていることが前提です。