Giocoso
ジョコーゾ
意味
楽しげに、愉快に、おどけて
解説
子供たちが遊んでいるような、明るく無邪気な喜び。弾むようなリズムと軽快なスタッカートが効果的です。
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ジョコーゾ
楽しげに、愉快に、おどけて
子供たちが遊んでいるような、明るく無邪気な喜び。弾むようなリズムと軽快なスタッカートが効果的です。
Giocoso は gioco(遊び、ゲーム)から来た語で、「おどけて、楽しげに」。子どもの遊びのような、屈託のない明るさを求める指示です。
giocoso は、明るいだけでも軽いだけでも成立しません。音色は明るく、しかし音の扱いは軽く。この組み合わせが楽しげな印象を作ります。明るさは発音の鋭さと倍音で、軽さは音の終わり方で作ります。どちらか一方に偏ると、騒がしいか、あるいは弱々しいかのどちらかになります。
楽しげな音楽には、リズムの弾みがあります。拍の頭に自然な重心があり、そこから次へ跳ねていく感覚です。均等に刻むと、正確でも楽しくは聞こえません。とくに3拍子系では、2拍目と3拍目の扱いを軽くすることで弾みが生まれます。
ピアノ
伴奏を短く切り、跳躍の着地を軽くします。ペダルは弾みを消すため最小限に。
弦楽器
スピッカート気味に弓を弾ませます。弓を長く使うと弾みが失われます。
管楽器
タンギングを短く明るく。息を強めると重くなるため、スピードで明るさを作ります。
モーツァルト「フィガロの結婚」序曲
軽さと明るさが同時に成立している、giocoso の代表例です。
ビゼー「カルメン」より「闘牛士の歌」
弾むリズムが、屈託のない明るさを作ります。