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音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム

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Microtone

マイクロトーン(微分音)

構成 🌐 英語

意味

半音より狭い音程

解説

1/4音など、通常の12音音階では表せない微妙な音程。民族音楽や現代音楽の深みを作ります。

微分音は、半音より狭い音程です。12の半音で1オクターブを分ける体系では表せない音を指します。

12分割は一つの選択

1オクターブを12の等しい半音に分けるのは、西洋音楽が採った方式です。物理的な必然ではなく、複数の可能な分け方のうちの一つです。世界の音楽には、これとは異なる分割や、等分割によらない音組織が多数あります。微分音という呼び方自体が、12分割を基準とした見方を含んでいます。

記譜の方法

標準化された記譜法はありません。4分音を示すために、シャープの縦線を1本にした記号、矢印を添えた記号、音の高さの偏差をセント数で示す方法などが用いられます。作品ごとに凡例を確認する必要があります。

楽器による難易度

弦楽器や管楽器では、運指や口の操作で微分音を出せます。ヴァイオリンなど音程を連続的に変えられる楽器では比較的容易です。一方、ピアノなど音高が固定された楽器では、調律を変えるか、複数の楽器を別の調律で用意する必要があります。この違いが、微分音を用いる作品の編成に影響します。

用いられる文脈

アラブ音楽やインド音楽など、12分割以外の音組織を持つ音楽で日常的に用いられます。20世紀以降の西洋の作品では、平均律の枠を離れるため、あるいは倍音構造を正確に再現するために用いられます。スペクトル楽派の作品では後者の目的が中心です。

演奏のヒント

ピアノ(2台)

固定音高の楽器で微分音を出す代表的な方法が、複数台をわずかにずらして調律することです。片方の楽器だけを聴いて弾く感覚では音程がぶつかっているように感じますが、2台の重なりで生まれる響きそのものを聴く必要があります。

混同しやすい用語

この指示が使われる曲

アイヴズ「3つの4分音の小品」(1923〜24年)

2台のピアノのために書かれ、一方を通常の調律、もう一方をそこから4分音高く調律して演奏する作品です。Largo・Allegro・Choraleの3楽章から成り、終曲では《アメリカ(My Country, ’Tis of Thee)》の旋律が4分音でずらされた響きの中に浮かび上がります。

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