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音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム

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Musical

ミュージカル

構成 🌐 英語

意味

歌とダンスと芝居の融合

解説

20世紀に開花。ポップな歌、迫力あるダンス、感動的な物語が一体となった、エンターテインメントの最高峰です。

ミュージカルは、歌、舞踊、演劇を組み合わせた20世紀の舞台形式です。オペラと違い、台詞は歌わずに語られます。

オペラとの違い

最も明確な違いは台詞の扱いです。オペラでは物語を進める部分もレチタティーヴォとして歌われますが、ミュージカルでは通常の台詞として語られます。歌う場面と語る場面が交替する構造です。また、歌唱法もオペラのように増幅なしで大音量を出す発声を前提とせず、多くの場合マイクを用います。舞踊の比重が大きいことも特徴です。

境界は明確でない

すべての台詞が歌われる作品(sung-through)もあり、その場合オペラとの区別は曖昧になります。逆に、台詞を含むオペラの形式(オペラ・コミック、ジングシュピール)も歴史的に存在します。両者を分けるのは形式上の必然ではなく、上演される場、聴衆、興行の慣習といった要素を含む区分です。

成立の背景

19世紀のオペレッタ、ヴォードヴィル、レヴューといった娯楽的な舞台形式が背景にあります。20世紀前半のアメリカで、これらの要素が物語と結びつき、歌と舞踊が筋の展開に組み込まれる形が確立しました。

演奏上の特徴

増幅を前提とするため、声量より言葉の明瞭さと演技が重視されます。また、長期間の連続上演が行われることが多く、歌い手には持続的に歌える発声が求められます。オペラのように少数の上演に全力を注ぐ形とは、要求される条件が異なります。

演奏のヒント

歌唱・声

マイクによる増幅を前提とするため、大音量を出す発声よりも、台詞との地続き感を保ちながら言葉をはっきり届けることが優先されます。歌が始まる瞬間も台詞の延長として自然に入ることが求められます。

混同しやすい用語

この指示が使われる曲

ロジャース&ハマースタイン《オクラホマ!》(1943年初演)

歌・台詞・舞踊が物語の進行に一体化した「インテグレイテッド・ミュージカル」の形式を確立した作品とされます。振付家アグネス・デ・ミルによる第1幕終盤の「夢のバレエ」は、登場人物の心理を舞踊で描く手法として大きな影響を与えました。

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