Repeat sign
はんぷくきごう
意味
反復記号
解説
囲まれた区間をもう一度演奏することを示す記号。開始側と終了側の点の向きで範囲が決まります。2回目に別の終わり方をする場合は1番括弧・2番括弧が併記されます。演奏前に、どこからどこへ戻るのかを必ず確認しておくべき記号です。
音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム
はんぷくきごう
反復記号
囲まれた区間をもう一度演奏することを示す記号。開始側と終了側の点の向きで範囲が決まります。2回目に別の終わり方をする場合は1番括弧・2番括弧が併記されます。演奏前に、どこからどこへ戻るのかを必ず確認しておくべき記号です。
反復記号は、囲まれた区間をもう一度演奏することを示します。演奏前に、どこからどこへ戻るのかを必ず確認しておくべき記号です。
複縦線に2つの点を添えた形で書かれます。点が右側にあれば繰り返しの開始、左側にあれば終了です。開始側の記号がない場合は、曲の冒頭から繰り返します。この規則を知らないと、開始位置を見失います。
2回目に別の終わり方をする場合、1番括弧と2番括弧が併記されます。1回目は1番括弧を演奏して繰り返しへ戻り、2回目は1番括弧を飛ばして2番括弧へ進みます。括弧が3つ以上になる場合や、1番括弧の中でさらに分岐する場合もあり、複雑な楽譜では事前の確認が欠かせません。
反復記号に加えて D.C.(曲の冒頭へ戻る)や D.S.(セーニョ記号へ戻る)が使われる楽譜では、経路が複雑になります。一般的な慣習として、D.C. や D.S. で戻った後は反復記号を無視して進みます。ただし作曲者が明示している場合はそちらに従います。演奏経路を紙に書き出して確認するのが確実です。
記譜上は同じ音符でも、2回目を1回目と同じに演奏する必要はありません。バロック期の反復では装飾を加える慣習があり、古典派以降でも音量や音色を変えることで対比を作れます。繰り返しがあるということは、同じ素材を2度提示する機会があるということです。
声楽
繰り返しの2回目には、1回目と同じ音を歌いながらも、装飾やわずかな強弱の変化を加えて対比を作ります。まったく同じに歌うと、繰り返しの意味が薄れます。
ヘンデル「リナルド」より「私を泣かせてください」
ダ・カーポ・アリア(ABA形式)の代表例で、3回目のA部分で歌手が即興的な装飾を加える慣習の典型として知られます。