Seconda prattica
第二様式
意味
言葉の内容を優先する新しい様式
解説
モンテヴェルディが提唱。ドラマ(物語)の感情表現のためなら、不協和音も厭わない革新的な考えです。
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第二様式
言葉の内容を優先する新しい様式
モンテヴェルディが提唱。ドラマ(物語)の感情表現のためなら、不協和音も厭わない革新的な考えです。
セコンダ・プラティカは「第二の作法」。言葉の内容を優先し、必要なら不協和音の規則を破ることを認める考え方です。モンテヴェルディが提唱しました。
モンテヴェルディは『マドリガーレ集第5巻』(1605年)の序文でこの区分を示し、後に弟のジュリオ・チェーザレが同じ主張を詳しく説明しています。そこでは、言葉が音楽に従うのではなく、音楽が言葉に従うべきだという立場が述べられています。したがって、歌詞が苦しみや怒りを語るなら、その表現のために協和の規則を外れてもよいことになります。
プリマ・プラティカでは、不協和音は準備され、解決されるという手順が必須でした。セコンダ・プラティカでは、感情表現のために準備なく不協和音を置くことが許されます。規則そのものが撤廃されたのではなく、規則より優先されるものが設定されたという構造です。
この考え方は、言葉を明瞭に伝えることを重んじる単旋律歌曲(モノディ)や、語るように歌う様式と結びつき、オペラの成立に関わりました。多声で歌詞が聞き取りにくくなるマドリガーレに対する反発が、この方向を後押ししています。
この様式の作品では、不協和音は誤りではなく表現の中心です。したがって、そこを目立たせて解決へ向かわせることが求められます。滑らかに整えると、作曲者が意図した効果が失われます。