Smorzando
スモルツァンド
意味
消えゆくように
解説
音を和らげ、勢いを静めていく。緊張から緩和へと向かう際に、なだらかな変化を与えます。
1000語以上の音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム
スモルツァンド
消えゆくように
音を和らげ、勢いを静めていく。緊張から緩和へと向かう際に、なだらかな変化を与えます。
Smorzando(smorz.)は smorzare(和らげる、消す)から来た語で、「消えゆくように」。音量と勢いを同時に静めていく指示です。
diminuendo が音量に焦点を当てるのに対し、smorzando は音楽の勢いそのものを鎮めることを求めます。したがって、音量だけでなくテンポもわずかに緩み、アーティキュレーションも丸くなるのが自然です。ただし calando ほど明確に速度を落とすわけではなく、緊張が緩んでいく感覚が主眼です。
smorzando は、緊張から緩和へ向かう場面で用いられます。したがってその前に緊張があることが前提です。何も高まっていない状態で smorzando をかけても、単に音が小さくなるだけになります。楽譜でこの指示を見つけたら、その手前がどう高まっているかを先に確認してください。
ピアノ
音量とともに打鍵の角を落とします。硬いまま小さくすると、緩和になりません。
弦楽器
ビブラートも同時に狭く遅くしていくと、緊張が解けていく感覚が出ます。
管楽器
タンギングを徐々に柔らかくします。息だけ減らすと痩せて聞こえます。
ショパン ノクターン第1番
フレーズの終わりで勢いが静まっていく処理が繰り返されます。