🎵 おんがく手帳

音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム

← 辞典にもどる

Te Deum

テ・デウム

構成 🌐 ラテン語

意味

神よ、汝を讃えん

解説

勝利や即位を祝うための大規模な賛歌。圧倒的な音量とスケール感、そして最高の歓喜を爆発させます。

Te Deum は「神よ、汝を讃えん」で始まるラテン語の讃歌です。祝典や勝利を祝う場面で用いられてきました。

作者は不明

古くはアンブロシウスとアウグスティヌスが共作したという伝承がありましたが、この説は現在では認められていません。レメシアナのニケタスに帰する説などが挙げられていますが、いずれも確定していません。4世紀から5世紀頃の成立と考えられています。

用いられる場面

教会の朝の祈り(朝課)で用いられるほか、戴冠式、戦勝、条約の締結といった公的な祝典で歌われてきました。感謝と讃美を述べる内容であるため、祝賀の場にふさわしいものとして扱われました。

主な作例

シャルパンティエ、ハイドン、ベルリオーズ、ブルックナー、ヴェルディ、ドヴォルザークなどが付曲しています。祝典的な性格から大編成で書かれることが多く、金管楽器と打楽器を伴う輝かしい響きが用いられます。シャルパンティエの作品の前奏は、放送で使われたことにより広く知られています。

演奏のヒント

金管楽器・打楽器

祝典的な性格を出すには、和音を鳴らしきってから次へ移る余裕を持たせます。急いで詰めると輝かしさより慌ただしさが前面に出ます。

混同しやすい用語

この指示が使われる曲

シャルパンティエ「テ・デウム」前奏曲(ロンド形式の行進曲)

1954年の欧州放送連合発足以来、ユーロビジョン・ソング・コンテストをはじめとする放送のテーマ音楽として使われ続けている作品です。

❤️ 関連する構成用語

← 構成の用語一覧へ