Triad
トライアド(3和音)
意味
3つの音からなる最も基本的な和音
解説
ド・ミ・ソのように、根音・3度・5度を重ねた、すべての和声の基礎となる響きです。
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トライアド(3和音)
3つの音からなる最も基本的な和音
ド・ミ・ソのように、根音・3度・5度を重ねた、すべての和声の基礎となる響きです。
Triad(三和音)は、ある音の上に3度を2つ積み重ねた3音の和音。西洋音楽の和声は、この単位を基礎として組み立てられています。
積む3度の組み合わせで4種類が生まれます。長3度+短3度は長三和音で明るく、短3度+長3度は短三和音で暗く響きます。短3度を2つ積むと減三和音で不安定に、長3度を2つ積むと増三和音で浮遊感が出ます。実際の音楽では長と短が大半を占め、減と増は緊張を作る場面で用いられます。
長音階の各音の上に三和音を積むと、I・IV・V が長三和音、II・III・VI が短三和音、VII が減三和音になります。この配置は音階の構造から自動的に決まるもので、どの長調でも同じです。ローマ数字で和音を表すのは、この共通性を利用して調を超えた分析を可能にするためです。
根音は和音の名前を決め、第3音は明暗を決め、第5音は骨格を補強します。したがって省略するなら第5音、強調するなら第3音というのが実践的な原則です。合奏で自分がどの音を担当しているかによって、音量の扱いを変える判断ができるようになります。
ピアノ
第3音をわずかに強めると和音の性格が明確になります。第5音は控えめでも成立します。
合奏
第3音を担当する奏者が音量を出しすぎると濁ります。純正に寄せるならやや低めに取ります。
弦楽器
3声を同時に鳴らせないため分散します。どの音を残して響かせるかを決めておきます。
ハイドン 交響曲第94番「驚愕」第2楽章
単純な三和音の連続が主題を作り、その明快さが変奏の土台になります。