Violin
ヴァイオリン
意味
弦楽器の花形
解説
繊細な歌から超絶技巧まで、人間のあらゆる感情を表現できる、オーケストラの主役です。
音楽用語辞典 & チューナー・メトロノーム
ヴァイオリン
弦楽器の花形
繊細な歌から超絶技巧まで、人間のあらゆる感情を表現できる、オーケストラの主役です。
Violin(ヴァイオリン)は弦楽器の中で最も高い音域を受け持つ楽器で、G・D・A・Eの4弦を完全5度の間隔で調律する。
隣り合う弦の音の差を完全5度にそろえることで、指の同じ形をわずかにずらすだけで異なる弦に対応でき、運指の合理性と音域の広さを両立させている。ヴィオラ・チェロも同じく5度調律だが、コントラバスだけは4度調律という例外になっている。
表板に開けられたf字形の穴は、単なる装飾ではなく、表板の振動を妨げずに内部の空気を効率よく外へ逃がすための音響上の設計である。f字孔の形と位置は、楽器の音量と音色を左右する重要な要素として、製作の歴史の中で洗練されてきた。
ヴァイオリン
単旋律の楽器で和声的な構造を表現する曲では、重音や分散和音を単なる技巧としてではなく、聴き手の中で和声が積み重なって聞こえるよう、音の長さと強さの配分で「聞こえない声部」を浮かび上がらせる意識が必要です。
J.S.バッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番」ニ短調 より シャコンヌ BWV1004
単一の五線譜、1つの楽器だけで書かれたこの作品について、ブラームスは「これほど深い思想と力強い感情に満ちた一つの世界を、小さな楽器のための一段の譜表に書き込んだ」と評しました。無伴奏ヴァイオリンの最高峰とされる作品です。